XLN AUDIOレビュー


近況


 11月になりましたね。今年もあと2か月ですが、前々からお伝えしている通り法人化します。司法書士さんにもお願いし、あとは来年1月の法人立ち上げに向けて、スタジオを制作するのみです。やっと、仕事が一段落したので、今月からまた頑張っていきますよ。


XLN AUDIO レビュー


 さて、制作環境のご紹介ということで、今回はXLN AUDIOという音源メーカーのレビューをしてみたいと思います。まず、Addictive Drums。有名なドラムサンプラーです。音の印象としては、よく作りこまれているなあ、という感じです。加工されたプリセットが沢山収録されています。オーバーヘッドの表現力(ベロシティーによるもの)はToontrackのほうに若干分がある印象です。スネアやキックは良いですね。少し部屋鳴り感が強いものが多いので、ミキサー画面でアンビエンスを小さくすることが多いです。

 もう一つはAddictive Keys。鍵盤サンプルですね。自分はTrio Bundleを購入したのですが、現在4つの製品から3つを選んでダウンロードできます。ちなみにXLN AUDIOは、専用のXLN Online Installerでダウンロードしますので便利です。さて、音の印象ですが、それぞれ下記にサンプルを制作してみました。


xlnaudio1



 まずは、Studio GrandからプリセットのClose Mix。なかなかの質感です。容量が少ないので軽くていいのですが、練習で使用するにはppからffまでの表現力が少し物足りない印象です。箱鳴り感も足りないんですよね。ミックスして加工すると混ざりやすい音源です。




xlnaudio modern upright 次にMODERN UPRIGHTから、プリセットのWide Stereo。これは凄く好印象でした。引き続き容量自体は軽い音源なのですが、箱鳴り感がすごいです。アップライトピアノの音がします。アップライト音源は小さい箱の中で鳴っている感じを表現出来ていれば文句ないです。








xlnaudio mark one こちらも好印象のMark Oneから、プリセットのReal Stereo。サンプルはこの音源で弾くようなフレーズではないので、わかりにくいかもしれません。これも凄く良かったです。きちんとサンプリング出来ている印象です。エフェクトが素晴らしいです。






ミックスでの使用




・Addictive Drums STUDIO POP KIT Contemporary POP
・Addictive Keys Studio Grand Close Mix

 最後に少し音を足して、ポップスのイントロ風に仕上げてみました。ベースは生演奏、シンセはRapture Proです。ミックスは簡単に行っています。


 いかがでしたでしょうか?また良さそうな音源を入手しましたら、ご紹介したいと思います。


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