DAW用のPC製作について

AMD Ryzen 7 近年スマートフォンの性能が上がったりして、あまり買い替えの必要がなくなり、縮小していた自作PC市場ですが、久々に活気が戻っています。AMDが新しいCPU、Ryzenを発表しました。マルチスレッドでINTELのCPUと競合できる、本物の性能を備えたCPUです。現状ではマザーボードが足りていないとか、メモリ周りのチューニングがまだ弱いとかいろいろ言われていますが、性能自体は本物のようです。数週間でチューニングしてくることでしょう。そして価格。INTELよりも相当安価に能力が発揮できるため、選択肢が増えました。INTELも値下げしてくるようですね。私は現在Core i7-3770で十分性能には満足していたのですが、各種ベンチマークを見ると、そろそろ作り直しても良いかなと思っています。このように選択肢が増え、供給側の努力によって、価格が安くなっていくのは経済学的には正しい流れと思います。

 DAWへの対応状況はというと、あくまで現状ネットの情報のみですが、問題なく動いているようです。私は仕事ではCakewalk SONARをメインで使用していて、Cakewalkのフォーラムはよく読んでいますが、あるユーザーが動かないという報告を上げていますが、ユーザーの勘違いだったようで解決しています。SONARはマルチスレッドに最適化されていますから、十分な性能を発揮すると思います。お勧めはRyzen 7 1800Xですが、6万円と少し高価なので、1700も選択肢です。それでも私の使用しているi7-3770よりも遥かに高速です。少し話題が変わりますが、MAC版のSONAR、遂に来月、何らかの発表があるようです。楽しみですね。SONARはMAC版がないことで、新規ユーザーの獲得に失敗してきましたから、これでユーザーが増えていけばいいと思います。

 

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