防音スタジオの制作-防音窓編2

防音窓の制作3-1 久しぶりに作業を再開しています。防音窓の仕上げになります。枠は2×4、溝はトリマーで掘ります。トリマーは安物で十分ですね。初めて使用しましたが、きれいに掘ることができました。白のペンキ(エコフラット60)を塗った部分は内壁用。突板を張ってあるのは外壁用です。外壁部分(日の当たる部分)の塗装は油性ニスを塗っております。まあ、凸凹しているように見えるのですが、2×4はもともと粗い木材ですので、パテを塗って、削って平らにしていきます。この間、何度も塗って、削ってを繰り返します。一般的な塗装工程と同じですね。最終的には平らになって塗料も美しくなります。

防音窓の制作3-2 次にコーキング用にマスキングテープを張ります。これが結構面倒・・・。プロモデラーがすごくきれいにマスキングしているのを見ると尊敬しますね。コーキングはウレタンのもので、きちんとプライマーを塗ります。必要なものはコーキングガンと、コーキング用ヘラ。ヘラがないときれいに仕上がりません。ヘラは角の密集地帯が難しいです。これは何度もやって練習しないといけないですね。コーキングはこの後、外壁のサイディング回りなどでも使用するので、うまくできるようにしておかなければなりません。寒いのでほろ酔いながら作業!因みに酔っぱらって作業するのは危険なのでやめましょう。

防音窓の制作3-3 コーキングを打って、乾いたらテープをはがします。とりあえずこれで完成ですね。因みに3つ全部で材料費9万くらいです。ちょっと高いかなと思われる方がいらっしゃるかもですが、FIX窓でこれだけの性能があるものは売っていないのです。窓を普通に開閉するならトステムのインプラスが安価でお勧めです。2階の事務所の防音室で使用しておりますが、非常に高性能です。ガラスはオーダーガラス板.COMというところで発注しました。発注した遮音ガラスは35dbのものを3枚、30dbのものを2枚。制作した枠のうち、2つを35db+30db、1つを35dbにします。これを外壁から内側の枠まで3重にするわけです。外壁、内壁1、内壁2という構造になるので、間にはもちろん十分な空気層が取れます。つまり窓から音は完全に漏れなくなります。

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