Cakewalk by BandLabを使ってみよう Part11: ループコンストラクションビュー

ループコンストラクションビュー

ループコンストラクションビュー

 グルーブクリップ編集のための専用ウィンドウがループコンストラクションビューです。グルーブクリップを制作するにはまずオーディオデータを貼り付け、グルーブクリップループ(Ctrl + L)を選択します。またはループコンストラクションビューを開き、Loopボタンを押します。自動的にスライスマーカーがセットされ、ループ状態になります。素材をすぐにテンポに同期させるために、素材の前後に不要な空白部分があれば、カットしてバウンスしておいてください。拍にきちんと合わせるために、Beat数やスレッショルドで調整してください。マーカーの位置はドラッグして修正することができます。スライスメニューの中で、ゲインとパン、ピッチ情報を埋め込むか選択します。変更がある場合は、各項目を選択をすれば波形の中心にエンベローブが表示されますので、設定したスライスごとに調整できるようになります。大きく値を変えない限り、ほぼ劣化無しで素材の編集が可能です。完成したらクリップメニューから保存してください。

 下記はサンプルですが、分かりやすくするために大きめに値を変更してみました。パーカッションはピッチを少し変えるだけでも大分印象が違いますね。こういった処理が簡単にできます。ドラムやベースのような拍がはっきりした演奏の場合、調整しなくてもきちんとしたループ素材になります。

 

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