Cakewalk by BandLabを使ってみよう Part10: グルーブクリップ

グルーブクリップ

グルーブクリップ

 グルーブクリップには拍、テンポ、ピッチの情報が含まれています。MIDIとオーディオを両方グルーブクリップに変換、作成することができます。プロジェクトのテンポへ自動的に同期し、編集時間の短縮になります。変換は簡単で、クリップを選択して右クリックし、グルーブクリップに変換、を選択してください。画像のようにクリップの隅が角丸になり、ドラッグのみで素材の延伸ができるようになります。MIDI素材は特に難しいことはないので解説しませんが、オーディオ素材は別記事で取り上げる、ループコンストラクションビューを使用して素材のエディットをします。Cakewalkでは下記の2種類の形式に対応しています。

・ACID互換グルーブクリップ
・REXベースグルーブクリップ

 

・ドラム、ベース、ホルン、ギターの4トラック(グルーブクリップ変換済み)

 サンプル音では4小節の同じデータを2回繰り返しています。画像をご覧ください。途中からテンポを速くし、ピッチを変更してみました。グルーブクリップではマーカーにピッチ情報を入力すると、自動的にキーを変更します。普通、オーディオ素材では途中からテンポを変更すると、拍に合わなくなってしまいますが、画像のように拍の情報は残ったまま、テンポが変更できています。プロジェクト全体が見やすくなり、管理がしやすくなります。

 

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