Cakewalk by BandLabを使ってみよう Part14: パッチポイント

パッチポイント

 パッチポイントは、オーディオ信号を自由にルーティングできる機能です。設定は簡単で、まず、Masterになっている出力先を新規パッチポイント、に変更します。すると他トラックの入力にパッチポイント 1というのが追加されます(トラック名を変更すれば名前も変わります)。左右mono、Stereoが選択可能でき、バストラックからの入力も可能です。このように自由に出力先を追加できますので、プロジェクトの視認性が改善し、複雑なミックスも容易になります。

 例として、トラックが3つあるとします。トラック1、2にはギター演奏の素材(それぞれパンニングしておきます)、トラック3にはオーディオfxにAmp Simulatorを適用します。トラック1、2の出力をパッチポイント 1に、トラック3の入力をパッチポイント 1に設定します。すると、トラック1、2のデータにAmp Simulatorを適用できることになります。入力された信号はStereoになりますので、この場合、トラックのStereoスイッチをオンにします。エフェクトの数を減らし、PCの負荷も減らせますね。パッチポイントでまとめた信号を更に分岐していくことも可能です。

 

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