Cakewalk by BandLabを使ってみよう Part5: スマートツール

　今回はCakewalkのエディット用のツールについて。コントロールバーのツールボックスで様々なツールが選べます。スマートツールはそれらのツールを一括で扱えて便利です。マウスカーソルをクリップの上に移動させ、それぞれの位置で機能（ツール）が自動的に変化します。

　オーディオクリップでは左右上端でフェードイン、フェードアウト。それ以外の左右でクリップの長さを調節（+ Ctrl + Shiftでクリップのストレッチ）。分割したい位置にカーソルを移動させ、左クリック + Altキーでクリップの分割。左クリック + Ctrlキーでクリップのゲイン調節。テイクレーンでは前回ご紹介したように、下半分にカーソルを移動させるとアイソレート（分離）モードになります。その他、MIDI、PRV（ピアノロール）、オートメーション、AudioSnapのトランジェント、それぞれスマートツールで操作可能です。基本はオーディオクリップでの編集になると思いますので、上記の挙動を覚えておくと損はないと思います。使いこなせると各種データのエディットが速くなりますよ。