Cakewalk SONAR（現Cakewalk by BandLab）からSteinberg Cubase Proに切り替えて、使いやすくなったところがルーティングでしょうか。Cakewalkはパッチポイントという機能で自由にトラックのルーティングが可能になりますが、同等の機能として、Cubaseはダイレクトルーティングという機能で可能です。更にダイレクトルーティングですが、信号を分岐できるサミングモードというのがあります。これ、トラックを複製してプロジェクトの容量を圧迫する必要がなくなるので非常に重宝しています。
スクリーンショットは現在仕事でご依頼を頂いている楽曲のプロジェクトですが、このようにイントロだけにフィルターを掛けたい場合、信号を分岐できるとミックスが楽になります。ここではフィルターがかかっているイントロから、段々と変化してフィルターが掛からなくなるように設定しています。プラグインの中にはMixパラメーターがないものがあり、そういう場合は重宝する機能ですね。大体Cubaseの使い方はわかってきたように思いますが、まだまだ、知らない機能、便利な機能がありそうです。