MIDIエフェクトとは異なりますが、MIDIデータの編集でとても役に立つのがCAL(CAL:Cakewalk Application Language)プログラムです。様々なプログラムが用意されています。適用は簡単で、MIDIデータを選択してプロセス―CALの実行を選びます。Cubase Proのロジカルエディッターに相当する機能になります。サンプルにドラムのデータを用意し、CALを使ってMIDIデータを編集してみました。今回は私が良く使用するCALをご紹介します。使いこなせれば編曲のスピードが上がります。
元ドラムデータ。ベタ打ちのベロシティー100です。
HUMANIZE・・・%指定で位置とベロシティーをランダム化します。
Random Time・・・設定したTick数でMIDIノートの位置をランダム化します。
VARYVEL・・・下限と上限のベロシティーを設定すると、その範囲内でランダム化します。サンプルはハイハットに適用しています。
様々なCALを使って調整したドラム