Cakewalk by BandLabを使ってみよう Part9: マトリックスビュー

マトリックスビュー

マトリックスビュー

 ワンショット素材やループ素材を並べて作編曲したり、リアルタイムで音を切り替えながら、組み合わせを選んで録音することができるのが、マトリックスビューです。素材はMIDIとオーディオが両方使え、行、列共に無制限に素材を追加できます。まず、メディアビューからセルに素材を挿入します。行は各トラックに対応していますので、MIDIの場合は音源を割り当てておいてください。オーディオ素材の場合、ダブルクリックでループコンストラクションビューが開きます。ここでキーが違っていたり、オーディオの長さや音量を調整したければ、素材のエディットをしてください。

 ツールバーのプロジェクト再生に従う、をオンにしておくと、クリックでセルが点滅状態になります。これによってDAWを再生、停止するたびに、素材も連動して再生、停止されるようになります。また列は同時トリガーが可能です。列の一番上の数字の部分をクリックすれば、列に割り当てられたセルが全て点滅状態になります。また、セルを右クリックしてMIDI Learnを選択すれば、鍵盤でトリガーできます。トリガー方法が決まったら、ツールバーの録音ボタンを押しておけば、割り当てられたトラックに録音されます。画面は組み合わせた素材を録音している状態です。

 さて、私は今までマトリックスビューほとんど使用したことがなかったのですが、結構面白い機能だなと思いました。パッドが沢山あるMIDIコントローラーをお持ちの方は、マトリックスビューでセルに割り当てればライブでも使用出来ますね。DJ向きの機能かなと思います。また、セルに最初から素材を読み込んでおくということは、最適な組み合わせを聞き比べながら探せるということです。素材で作編曲をするときは時間が短縮できるようになると思います。

 

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