Cubase Proのスコア機能

Cubase Proのスコア機能

 Cakewalk Sonarの開発終了で、Steinberg Cubase ProとPreSonus Studio Oneに乗り換えたわけですが、今回はCubase Proのスコア機能についてです。元SONARユーザーの視点で、Cubase Proの楽譜機能について記事にしました。楽曲制作の依頼をお引き受けした場合、作曲の時は簡単なメロディーとコード譜を制作するようにしていますが、SONARの時はまともに楽譜が表示できず困っていました。今までは他のソフトでわざわざ楽譜を制作しいたのですが、このCubase Pro、楽譜の機能は素晴らしいのです。DAWの基本機能に加えて、楽譜の必要な方はCubaseは選択肢としてかなり良いと思います。後はMacになりますが、Logic Proも良いと聞きますね。ただ、使用したことがないのでわかりません。

 例えば、リアルタイム入力でスコアエディッター開いた場合、結構汚くなってしまうのですが、設定を調整することで綺麗に表示させられるようになります。例えばピアノ譜などでは右手と左手に分割するピアノスプリットや、ペダル表示などもオフにできます。また、全体的に各種記号などのバランスの調整がしやすいのです。例えばスペースの調整なども結構細かくできます。PreSonusのNotionよりも、細かく強弱記号などの表示位置を調整するのは得意かもしれません。やりたいことを実現するのに慣れるまで時間がかかると思います。設定項目が発見しにくいところにあったりしますので探してみてください。基本的には私の環境ではモニターを2つ使っていますので、メインの画面にトラックとキーエディッター、もう一つのモニターにスコアエディッターを出しています。これもページモードにすると見やすいです。

 気になっているところとしては、コード表記でしょうか。コードトラックからスコアエディッターにコードを表示できるわけですが、add9が表示できなかったり、Cubaseで認識・判別するコードでは入力したいコードが入力できなかったりします。そういう時はページモードでテキストでコードを入力してしまえば良いでしょう。テキストで入力してしまえば、スクリーンショットのように自由にCubaseの判別できないコードを入力することができます。※add9コードの解析をきちんとできるようにする記事はこちらです。

 

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